雑文
Exif情報
メーカー名 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
機種名 PENTAX K-3 Mark III Monochrome
ソフトウェア Photoshop Lightroom 4.4 (Windows)
レンズ Sigma or Tamron Lens
焦点距離 17mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/1250sec.
絞り値 F6.3
露出補正値 -0.7
測光モード 中央重点測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 6192x4128 (12.3MB)
撮影日時 2023-05-18 22:43:32 +0900

1   kusanagi   2023/11/5 20:51


写真に於ける色というもの。それは宝石の輝きと似たようなものがあります。キラキラとしていて魅力的
です。それは多分、野鳥なんかも宝石的ですよね。構造色というんですか。あのキラキラ感。それから
花なんかもカラフルです。自然界でも人工下でも多くの種類の煌びやかさがあります。
花鳥風月といいます。それは人が虜になる対象物を言った言葉なんですが、花も鳥も、そして風景も
そして月も、( これは女性を比喩的に表わしているのかも知れませんね)、それらは全てキラキラとして
宝石のようなものです。女性自身が陥る衣装なんかもそうですね。バカみたいに衣服をコレクションして
いますから。(笑)

キラキラでカラフルで多様性がある。それらは全て色です。「色」ですね。そうですね、皆さんが大好きな
お金。この典型というか発祥は金です。ゴールドですね。あの輝きと色。一説にはそれは太陽の象徴
だといいます。そのゴールドが姿を変えて貨幣になり今もって人々を虜にしていますから。

そしてもし、写真に色がなくなれば、それらのキラキラ感とかカラフルさは一挙に消失してしまうことに
なります。これは劇的です。明度の上下しかなくなる写真。それが黒白写真です。
それから黒白写真という場合。決定的に意味することは、本当に黒白写真でしか撮れないカメラで
フイルムであるということが大きな意味を持ちます。
黒白フイルムを詰めたカメラはフイルムを交換しない限りカラー写真は撮れないのです。もっとキツイの
はデジタルの黒白専用機です。

これはフイルム時代の黒白写真よりも強烈です。フイルム時代はたとえ黒白写真を常套としていても
フイルムをカラーにさえすればカラー写真がとれました。ところがデジタル黒白専用機は絶対に未来
永劫に黒白写真でしか撮れないんです。その存在感は極めて異様です。
私は思うに、カメラのファームウェアのアップデートで、手持ちのデジタルカメラを黒白化するサービス
があったら面白いなって思ったりもします。そのアップデートを実行すると、もうずっと白黒でしか使え
ないカメラになります。つまりモノクロ専用機となるんですね。(笑)

私は思うに、黒白専用機というのは、カラーのデジタルカメラで撮った黒白写真とはさほどに違わない
と思っています。解像力やシャープさが違うだけだと。ですから高画素のフルサイズや中判のデジタル
で黒白写真をとればペンタックスのモノクロームと同等か、もしかすればかもれると思ってます。
画像的には確かにそうです。
しかし私がここで問題にしている写真の黒白写真としてのスタイルやスタンスとは、画像的な技術的
なこととは関係がないんです。黒白でしか撮れないカメラがあるということ。その存在性を言っている
んですね。

言い換えれば、黒白写真とは「色」というキラキラ感やカラフルさを排除したカメラであり写真であると
いうこと。専用機は永遠に色を拒否したものであるという存在だということです。
私はこれに打たれたというか、圧倒されたわけです。その結果、機材の欲望が一挙に消し飛んで
しまったということですか。
色という夢を打ち砕かれてしまい白髪の太郎となったような事態ですかね。
しかしこれこそが黒白写真の本質ではないか、というわけです。

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