暗がり坂
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5D Mark III
ソフトウェア Digital Photo Professional
レンズ TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2 A032
焦点距離 24mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/32sec.
絞り値 F5.7
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 640
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2000x1334 (2,346KB)
撮影日時 2018-09-26 03:00:32 +0900

1   Ekio   2018/10/2 22:39

ポゥさん、こんばんは。
僅かな濃淡が空の色付きと気づかされますが、24mmと言う画角で両側の建物をぎりぎりで抑えたカメラの位置取りが絶妙ですね。
シルエットとの組み合わせが素敵です。

2   ポゥ   2018/10/2 21:50

金沢「主計町茶屋街」は、東茶屋街を訪れた人たちの一部が気まぐれで訪れる小さな茶屋街で、
その街角にある二つの階段坂を見つけると、少ない旅行者のかなりの割合の人々が「へぇ~」と感嘆をもらしてスマホ撮影します。
しかし、この妙に引力のある坂の名が「あかり坂」そして、もう一方を「暗がり坂」であることを知っている人は滅多にいません。

この「暗がり坂」の登り口には桜の木が一本立っており、その隣に芸妓さんの練習事務所が建っています。
昼間に訪れると、桜の木陰のもとで、ほんのりと、三味の音と唄声が聞こえてくることがあります。

旅行初日は雨に降られて発熱し、風邪薬を飲んで、文字通り「ふらついて」暗がり坂を通りがかったのですが、
日没後、万遍なく広がった雨雲が、桜の木の上で紫色のモノトーンに焼けておりました。
そのコントラストは、どこか懐かしいようでありながら、しかし、場所の名を想うと言い知れぬうす寒さのようなものを感じた気がしました。

色味無調整、縦位置で撮影した写真を90度回してあります。

3   Booth-K   2018/10/2 23:14

シルエットでも存在感を感じる姿が印象的な桜の木ですね。歴史とともに、意思を持って見られている感じさえします。感じたままをストレートに撮るのも大事ですね。

4   エゾメバル   2018/10/3 11:07

空間の切り取りが素晴らしいです。
この狭い空間に被写体の桜の木を入れるためには相当工夫されたのかと
思います。
>縦位置で撮影した写真を90度回してあります。
最初気が付きませんでした。にくい演出ですね。

5   ペン太    2018/10/3 20:09

コメントを拝見する前は
 時折トリッキーなお写真をアップされるポゥさんの謎解きか?
若しくは 美術館に展示してある屏風かな?とも思いました。

両側にぎりぎり茶屋街の軒先を入れ、間に桜の樹のシルエット
熱のある状態で決めれるような絵構図じゃない!
 脱帽です。

6   ポゥ   2018/10/3 23:13

皆様、コメントをいただきありがとうございます。
何となく横にしてみたのは、そうしてみることで、旅行前にちょっと勉強した加賀友禅の面影のようなものを感じたからです。
(加賀友禅に紫の色遣いは基本的に無いと思います)
また、どこか天の川的な表情もあるな、と思いました。
発熱のダルダル状態で撮影した写真ですが、それにしては高精細なのも気になってます。
色とシルエットに焦点を当てるのは、自分の撮影スタイルにはあまり無いことですが、
今回旅行の中では気に入っている一枚です。

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