雑文
Exif情報
メーカー名 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
機種名 PENTAX K-3 Mark III Monochrome
ソフトウェア Capture One 6 Windows
レンズ
焦点距離 17mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/60sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -0.7
測光モード 中央重点測光
ISO感度 200
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 2432x3648 (5.2MB)
撮影日時 2023-05-19 01:51:27 +0900

1   kusanagi   2023/11/5 20:46


今回の一連の投稿写真は伊予西条市での撮影です。隣の愛媛県ですが、感覚的には香川県になる
かなっていう感じです。(笑) 燧灘の沿岸地域なので雰囲気的に香川と変わりません。東予地域と
言います。東から四国中央市(川之江と三島)、新居浜市、西条市、今治市と続きます。
東予までは気軽に行くことができ、高速道を使って1時間くらい。やはりほぼ県内という感覚ですね。
伊予西条市は名峰石鎚山への入り口であり、その石鎚山系から流れ出る水が伏流水となって、西条
市の平野を潤します。
うちぬき、と言って掘れば地下水が溢れ出るということで、この出水の豊かさが西条市を支えています。

ウイキペディアよりコピペ
https://www.youtube.com/watch?v=fy6chjMSmxQ
日本製の半導体が世界シェア5割を超える最盛期だった1980年代後半に世界シェア1位・2位・3位であったNEC・三菱・日立の3社は、1991年1月にNHKで放送された『電子立国日本の自叙伝』第1回でも電子立国日本の象徴として取り上げられた三菱電機西条工場(現・ルネサス西条工場)、操業を開始した1984年当時はファクトリー・オートメーションの到達点とされた「全自動化ファブ」)を筆頭として、数百億円規模の当時の最先端ファブを日本国内にいくつも建設したが、元々はメモリ向けだったその設備を法定耐用年数の5年を過ぎたあたりでマイコン・ASICの生産に転用しており、ルネサス統合後の2010年時点でもそのまま継続して運営していた。そのため、2010年当時のルネサスは世界のマイコンメーカーの中でも特に、1980年代から1990年代にかけて稼働したレガシー工場を多く抱えているのが特徴だったが、採算性の悪化から、150mmウェハ以下のライン・350nmプロセス以前のラインは全て閉鎖し、損益分岐点を下げるために工場もほとんど売却または閉鎖し、前工程は那珂工場(旧日立)と川尻工場(旧NEC)と西条工場(旧三菱)、後工程は米沢工場(旧日立米沢電子)と大分工場(旧NEC SKY)に機能を集約する方針を2013年に示した。・・・・

とあります。西条に三菱のDRAM導体工場があるのは昔から知っていましたが、訪れたのは今回が初め
て。まだあったのだ・・・という感慨にひたりました。もうとっくに無くなっていると思っていたので。
半導体工場はご存知のように膨大な水を使います。洗浄水ですね。熊本のTSMCしかり。郷愁が半導体
アイランドを言われるのはその豊富な水や地下水に拠ります。

うちぬきの水はそのまま飲めます。旧加茂川の跡地にあるようで、地図で見ても古い河川の跡だと分かり
ます。こういう出水は香川にもあります。特に多いのが善通寺市から多度津町にかけて。しかし西条市
の出水は、うちぬき、というくらいで、つまり地面を打ち抜くと地下水が自噴する、その水量と水域が違い
ます。
愛媛県は経済的に工業が発達していて、香川県のように観光に頼ることがありません。それで観光案内
図を貰おうと思うと、市役所に行けって具合で、休日だと開いてないじゃん?ということになります。
そうだ、JR駅は置いてるかな。というような具合で、このうちぬき文化を知らない人が多いようです。

西条市で有名なのが秋祭り。ちょうさ、といって出し車ですね。とても豪華で、豊かな地域だということが
よく分かります。このちょうさ文化は東予地域全域だけでなく香川の観音寺市にもあって、同様の祭りの
文化が分布しているのがわかります。

ちょうど野外音楽会が開かれていて、けっこう上手かったシンガーのお姉さんが、愛媛県は最高、西条市
もサイコーと語っておられました。愛媛県は文化的に四国四県のなかではトップだと思うので納得のいく
話です。
最近は地元ばかりの撮影です。近場で撮影して可能な限り運動として歩きたいと願っていますので必然
的に県内や近県での撮影となります。

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