雑文
Exif情報
メーカー名 NIKON CORPORATION
機種名 D800
ソフトウェア Ver.1.10
レンズ 35mm F1.4
焦点距離 35mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/400sec.
絞り値 F10
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3680x2456 (4.69MB)
撮影日時 2015-11-23 23:24:59 +0900

1   kusanagi   2023/11/24 21:22


占星術的風水的に申しますと、黒白写真行為というものは(カラー写真に比して)不足のそれですから、
土星・天王星・海王星という所謂凶星下にあります。
そして華やかなカラー写真は、吉星としての木星・金星・太陽という具合ですね。
私も最初はデジタルでカラーをやっていました。面白かったなあっていう時期は、デジカメが1000万画素
以下の時代でした。その当時はCCDセンサーのカメラでしたね。画像としては不足感のあった時代です。
それが1000万画素、そして2000万画素となり現在は数千万画素の時代なんですね。
そして自分としては画素数が上がり、カメラの画質も洗練されていくにつれて、違和感が芽生えていった
という気がします。

これは何故だろうかと考えますと、凶星の星の下に生まれたこの私にとっては、豊で華やかで綺麗な
現在のカラー写真には向いていないということだろうと思います。それで不足感や抑圧感のイメージが
ある黒白写真に再び自分の居所を見出したのだろうということなんですかね。
ですからこれは、つまり黒白写真行為は、あくまで私だけの特殊な話であって、多くの人々は恵まれて
豊かな吉星のもとに生まれているのだから、最新の優れたカラー写真が最適だということです。
事実、私の皆さんが撮るカラー写真を見るのは楽しみです。そういう写真を見るにつけ、自分もそんな
写真を遠慮なく撮れたらいいのになあって思うのですが、それは私には分不相応であることを知って
います。

つまり写真行為というのは人によって違うのであって、それはけっして一様ではないのです。
人それぞれにピッタリと当てはまる写真というのがあって、それを各人が見つけ出す。ということだろう
と思いますね。
私の場合は、カラー写真ならば600万画素くらいがちょうど良かったのです。しかし技術発展は留まって
くれませんから、どんどんと画素数という情報量も画質も上がっていきます。そうすると私には分不相応
になってしまったのです。

黒白写真はカラー写真に比べて情報量は単純化すれば1/3から1/4ですね。RGBやCMYKというのを
思い出してくれれば分かると思います。それで逆算して600万画素を3倍から4倍すれば、現在のカラー
写真のレベルになるだろうと言うことです。
そしてさらに私はカラー写真機を黒白専用機のレベル(その解像感やシャープさ)に上げようとすれば
さらに1/4になるので贅肉を削ぎ落としたものになるのです。
5000万画素で1250万画素匹敵、3600万画素で900万画素匹敵という具合です。それをまた1/4とすれ
ば、400万画素とか300万画素ですかね。(笑) そういうカメラ、昔はありました。イオス1Dやイオス30D
です。そういうカメラほ昔に使っていた時代は充実していたと思います。

一頃フォーサーズ機に親しんだ時期もありました。1千数百万画素のカメラで、何といってもそのセンサー
が小型で、その情報量が大きなセンサーに比べれば少なかったというのが理由だったかも知れません。
今はそういうカメラはスマホになるのでしょうか。スラムさんの投稿写真を見て、スマホ写真も良いじゃ
ないかって思ってます。
私はまた一頃、超高画素高画質のカメラを批判していたことがありました。そういうカメラは自分を見失う
のではないかということだったわけです。
しかし皮肉なことに今は5000万画素のカメラを黒白化して使っていますね。使い切ることができないと
感じていたカメラも、黒白化して画素数を1/4にすれば、ちょうど良いんですね。(笑)

とにかく私にとっては、デジタルカラー写真ならば300~600万画素くらいがちょうど良かったのですね。
その当時は、まだフイルムカメラが主流だったんではないですか。カラーフイルムはライカ判リバーサル
ならば情報量としてはデジカメの2000万画素くらいだろうと言われていました。デジカメ600万画素の
時代、フルサイズ2000万画素というのはなかったんですよ。
あのデジカメにとって古き良き時代が今も続いてくれていれば、ほんとうに良かったんだけど、そうは
いきませんでした。時代は非情なんですね。
そして上に政策があれば下には対策、対抗策がある。ということで私は黒白写真行為というものを捻り
出したのではないでしょうか。

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